三精塗料工業株式会社

電気絶縁塗料『SP-41H』新製品デビュー!!

【UP-41からの進化】実績ある4:1システムはそのままに、シリコン×熱架橋で絶縁性を極める

本製品は、主鎖をウレタンから「シリコン骨格」へとドラスティックに転換。さらに加熱による硬化プロセス(熱架橋)を導入したことで、分子構造の緻密さが圧倒的に向上しました。

この架橋密度の高まりにより、塗膜の強靭さと電気絶縁能力がUP-41からさらに進化していることをデータ(社内試験)にて実証済みです。「これまでの4:1ウレタンでは熱的に塗装できなかった」という設計・開発の現場に、スムーズな移行と確かなスペックアップをご提案します。

【業界の常識を破る、無機顔料レスの「完全クリアー」仕様】

一般的な高耐熱塗料は、熱劣化を隠すため、あるいは耐熱性補強のために無機顔料(着色剤)を配合するのが通例でした。しかし、顔料の混入は電気絶縁能力を低下させる要因となります。

「SP-41H」は、純粋なシリコン樹脂のポテンシャルと緻密な加熱架橋により、顔料に一切頼らない「完全クリアー(透明)」な耐熱膜を実現しました。

ごまかしのきかない極限のクリアー膜は、高次元の電気絶縁性を担保すると同時に、「塗布後も下地の回路や部品、塗工状態を目視・外観検査できる」という、設計・品質管理における圧倒的なメリットをもたらします。

【熱による外観変化と性能について(実測データより)】

本製品は無機顔料による色ごまかしを一切行わない「完全クリアー」仕様のため、高温環境(250℃等)での連続加熱により、塗膜が徐々に褐色化(琥珀色〜淡い茶色への変化)する傾向があります。

これはシリコン樹脂特有の熱反応による微細な外観変化であり、塗膜の密着性、硬度、および最重要スペックである「電気絶縁能力」の低下・異常がないことを確認済みです。

初期状態の「視認性の高さ(外観検査のしやすさ)」を活かしつつ、過酷な熱負荷がかかった後も、確かな絶縁バリアとして機能し続けます。

スペック比較表

項目従来品:UP-41新製品:SP-41H
樹脂タイプウレタン系シリコン変性系
配合比4 : 14 : 1(そのまま移行可能)
硬化条件常温〜低温乾燥(70-80℃)常温〜150℃
塗膜構造標準的な架橋高密度架橋(加熱によりさらに緻密化)
電気絶縁能力良好(従来基準)大幅に向上(データ実証済み)
耐熱温度常用70⁻80℃常用150℃(目安)/ 250℃(2h実測)